シンクタンク私考(以前の投稿より)

前回の投稿で2010年にこんなこと言ってたなぁ・・・的な資料が見つかったので貼り付けておきたい。

新潟市(4:横道) 知

Thu, 09 Sep 2010 09:00:51 +0000

悔しかったらしてみてはどうですか♪ と言う意気込みでアップします。ま、ネタ元はパクリなんだけどね(ぉぃ)

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(自称:仮称)アジア太平洋農林水産戦略研究所
このことを書いてみたい。これが私のひとつの戯言なる意見・提言です

出典(参考資料)はこちら→API アジア太平洋研究所(blog)

第1回:2010年4月8日(木) 15:00~16:30(14:30開場) 東京開催
テーマ:「東アジア共同体への視界-API構想の意味するもの-」
講 師:寺島 実郎(アジア太平洋研究所推進協議会 議長)

→オンザウェイ・ジャーナル「月刊 寺島実郎の世界
第50~52回議事録ポッドキャストポッドキャスト直リンク
※但し内容はほぼ同一である。

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これから記すことは、以上の出典より寺島実郎氏の公演内容をリスペクト・・・・・といえば聞こえはいいが、残念ながら私には彼のような知識・知恵はおろか知能すら存在しないため

むしろ「パクリ」という言葉のほうがしっくりくるような気がする・・・、まぁ、つまり彼の講義内容を範として私の考えをこの場で記してみたい。

実際は新潟市の発展のために(その1)として書いたものではあるが、このエントリーを考えているうちに、それをこじつける事が本意ではなくなった部分もある。

したがってこれ以降のエントリーとはあくまで別物でこの「(自称:仮称)アジア太平洋農林水産戦略研究所」単体でエントリーしてみたい

少々長くなるので続きとして記した。

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 そもそものパクリ先は「東アジア共同体への視界-API構想の意味するもの-」

 話の内容自体ポッドキャストを聞いたほうが誤解がなくて大変助かるのだが、せっかくなので自己解釈の範囲内で整理してみる。

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・日本くらい悲観論が漂っている国は少ないということが私(寺島氏)の印象
・BRICs→BRIICSになろうとしている
・相も変わらず当分の間は大消費地である中国を中心に経済は動いていくこと
・技術では勝っているのに勝負に負けている日本
・シンガポールという頭脳国家がベトナムの稼動舞台を得ようとしていること
・ASEAN動向が活発化しインドネシア再評価が非常に行なわれている中でASEAN共同体ができるということ
・以上を踏まえアジアの動向に対して何が出来るかを考えるべき
・対米貿易よりもユーラシア貿易の比重がすでに結果として出ていること
・その中で内向きになっている日本
・観光立国の本当の意味を取り違えているのでは?

 項目を上げればキリがないが、このような項目により「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト」で何が出来るかというのがそもそもの始まりで、フランスのパリにアラブ世界研究所とか、アメリカのブルッキングス研究所のような中立系シンクタンク。

 いわば、株式会社シンクタンクでも財団法人シンクタンクでもないタイプの中立系第3のシンクタンクを作って、世界発信の磁場を作ると言うものである。

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そこで・・・これを踏まえて、自分が考えた提起はというと

「新潟に農林水産や関連する環境を中心としながら日本政府、日本企業、アジアや世界に発信できる知的セクターを作る」

→具体的には「農林水産業や環境関連における中立系シンクタンクを作る」
→名称は(自称:仮称)アジア太平洋農林水産戦略研究所 にしておこう

・・・・・というものです。

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じゃぁなぜ農林水産・環境なのか

・日本における農業自給率
・将来食糧不足になりつつある世界情勢
・乱獲における水産資源の低下
・森林・水産・自然資源の崩壊

などなど日本における戦略と世界的に取り組まなければならない事項がたくさんある

・それに対して調査・研究及び政策提言できる場
・日本の知的セクターを守る場
・共同研究をし、情報の磁場を作ること、、、そのための知的セクター
・それにより指導者を作ること

 根本となる提言は前述の講演の内容そのままではあるが、農林水産と環境にある程度絞り込むことでAPIと部分競合はするかもしれないけど独自色を出して日本における知的セクターの競合と共存共栄を図るのが私の考えである。
 但しこれらの話は中立系第3のシンクタンクであることが最低の前提条件になる。財団法人シンクタンクや株式会社シンクタンクならやらないほうがマシである。

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