結局支援センターの前にお医者様へ〜精神科へ行くことにした話:凸凹の話(ep3)
- 2019/12/2
- 発達凸凹
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(前回までの話はこちら)
”山貴、”さん、カミングアウトするってよ:凸凹の話(序)
あれ?俺の頭おかしい??(思考停止した話):凸凹の話(ep1)
苦悩の日々〜支援センターへ相談しようと決めた話:凸凹の話(ep2)
発達障害者支援センターに通うことになったのだが、1ヶ月の待機期間でも日々を過ごさなきゃならないわけで、1ヶ月の面談日に間に合わずして精神的に参ってしまったところまでが前回までのあらすじ。
診療するまでの話
我慢は良くないですよ(^ ^)
そこで面談前にもかかわらず発達障害者支援センターの私の担当者(しかしこの時点ではまだ会っていない)にメールで相談してみた。まだお会いしたことがないにもかかわらず親切に応対してくださった。
- 仕事でうまくいかない日々
- 発達障害の疑いがぬぐいきれない話
- そもそも俺は発達障害なのか?
- もし発達障害じゃなかったら?
- もしわかったところでこれから何をすれば
- 精神科と心療内科の世間的イメージが悪いこと
まだ面談していなかったので箇条書きした上記の内容をなるべく簡潔に書いてメール送信した。そうしたらすぐこう返答がきた。
「山貴,さん、あなたの思う通りにしてみてください。受信するのを止めはしません。我慢をすることが一番良くありませんから」
この言葉で受診しようと心に決めた瞬間。
とはいうもののどこにいけば?精神科?心療内科?
説明を省いたが、実際ここまでの出来事を迎える間に様々なことを検索した。症状は?医療機関で何するの?発達障害とはそもそもなんなのか?などなど。
その中で「医療機関はどこのいけば良い?」も調べた。精神科がいいのか?心療内科がいいのか?というところから、どの医者に行けば自分にあった先生が見つかるのかということまで調べようとした。しかし当然の如くそんな都合のいい相談は知りうることができなかった。個人個人違うからね。
なのでこのようなものを目安に医療機関を探すことにした。
それまでに私は自閉スペクトラム症(ASD)か注意欠如多動症(ADHD)の疑いがあったので、どちらの診療も対応できて、かつ大人の発達障害に対応できる機関を探すことができた。
今回は新潟県の場合だが各都道府県にもこういった情報に巡り合えると思うので是非探してみることをお勧めしておきたい。
そして精神科診療の門を・・・
精神科・・・行かずに済めばいい診療科目だが最近は鬱だったり現代の病気も多いと聞くからこのような診療科目の需要が多いのだろうなぁと思いながら精神科という医療機関足を踏み入れた。
私が行った診療機関に足を踏み入れてみると・・・あれ?普通の病院よりもきれいじゃん?いやむしろ普通の病院よりも綺麗だ♪・・・といった意外な印象を受けた。汚い印象はないが建物も古くどこか薄暗いようなイメージを持っていたからだ。このことからすると精神科というイメージが人々の悪意によって作り上げたんだろうなぁ・・・と思い少しほっとしたのは今でも覚えている。
そんな感想を持ちながら診療を受けるわけだが、私の行った診療機関はまず電話で受付をするスタイルだった。一通り支援センター(前回書いた)の方に話した通りのことを再度話す。そうするといろいろな書類が送られてくる。
- 問診票
- 親御さんへの問診票
- ADHDやASDを調べる各種質問表
- 知能指数を計る質問表
私が受けた機関ではこのような物が送られてきた。それらを書いたうえで、その書類をもとに初診を受けることになった。上記はその時の印象だ。
「山貴さーん、どうぞこちらへ〜」
緊張と共に診察室に入る。先生はニコニコして私を迎え入れてくれた。まぁそりゃそうか、むすっとしてたら患者さんは信用しない不安先行しているから心配になるだろうしね。
そんな和やかな雰囲気の中で初診は続いた。その時先生の言った一言。
「話を聞いた限りだと山貴さんは自閉スペクトラム症(ASD)のようですね。でもADHDかどうか心配なされている様子。ではそれらをこれから調べていきましょうね。」
実はこの時薄々ASDかな?っていう節はあった。先生はそれを見抜いていたのだが、私の気持ちとしたら不注意が多いせいかADHDの疑いがあるのでは?と感じていたのだ。
を以前エントリーしたがそれがまさしくそれで、電話帳と時刻表が好きなのはASD要素の匂いがプンプンする症状とのことらしい。
そのようなことがあったが、一通りのカウンセリングや書類提出の後最後にCTを取るとのこと。なぜ?って思われるかもしれないが、それは神経の圧迫による症状由来もあるからとのこと。(←ちなみに私はそちら由来ではなかった結果でした。CT的には問題はなかったです)
以上が初心のかいつまんだダイジェストでした。説明不足のところもあるかもしれないが、個人の情報に引っかかるものもあるのでここではこの程度で。
次回は発達障害者支援センターに行く話をしたいと思います。
(続く)