自殺を止めたいあなたの切実に願うその声は届いていますか?:自殺私論(前編)

 世界自殺予防週間が毎年9月10日から17日まで行われるという。

 以前6月1日付で下記の記事をアップした。

 そしてその当時からこの記事を世界自殺予防週間の時にアップすると決めていたのだが、この記事を記すきっかけとなった5月に木村花さんという若い命の灯火が消え、その後の7月に俳優だった三浦春馬さんが早い命を自ら絶ち、よりによって世界自殺予防デーの最中に女優の芦名星さんがこの世を自らの意思で去ってしまった。

 私よりも年下の方がこの世を去るのは赤の他人といえど非常に切ない。

 この記事自体記事内容の精度が低く、内容の精度を上げてから世界自殺予防週間の時にアップすればいいなと思っていたのだが、その予防週間が終わってしまったので、後出しジャンケンで申し訳ないが前回の序編の続きの記事を記す。

 が、記事に入る前に予め断っておく。

今回はあくまで私の経験記事並びに主観記事です。

 従って私の思いだけで書きます。ご了解を。

 また長文にはくれぐれも注意のほど。


現状認識

 ではこれから記事を始める・・・とはいえ、いきなり主観から入るというのも少々強引のようにも思えるのでここはまず記事導入という意味で現状認識をここでしておきたい。

(参考資料)
自殺者数-警察庁

上記のサイトから「令和元年中における自殺の状況(PDF)」を引用すると、令和元年度における自殺者数は20,169人で、うち男性が14,078人で女性が6,091人となってます。

令和元年中における自殺の状況-PDFファイル(自殺者数-警察庁)より引用

年齢別で見ると40代50代が最も多く、率にすると50代が最も高いとのことです。

令和元年中における自殺の状況-PDFファイル(自殺者数-警察庁)より引用

職業別になると無職者が多く、被雇用者・勤め人がその次に多く、この2つで約87%の方が亡くなっています。

令和元年中における自殺の状況-PDFファイル(自殺者数-警察庁)より引用

自殺の原因・動機別を見ると健康問題が半数近くの数となっております。経済・生活問題が次点で家庭問題がわずかに下回る程度です。年々数が少なくなってますが勤務問題も少なくありません。

令和元年中における自殺の状況-PDFファイル(自殺者数-警察庁)より引用

なお「警察庁自殺統計原票」によると、多用かつ複数の背景により自殺行動に向かっているものと思われているそうです。

令和元年中における自殺の状況-PDFファイル(自殺者数-警察庁)より引用

以上を現状認識として捉えて次ページに進みます。

1

2 3

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る