”山貴、”さん、カミングアウトするってよ:凸凹の話(序)

  • 2019/11/16
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今回からは新章です。

 さてこの場にて今まで私の考えていることを記してきたのだが、振り返ってみると自分でもつくづく「思考が偏っているなぁ」と気づくことがある。私の知り合いも「山貴、さんってマニアックだよね」って言われてますし。

 以前私のエントリー「電話帳と時刻表と日本地図に目覚めた幼い頃の山貴少年」にてこんなことを記したことがある。

  • 町内会運動会の徒競走で「僕1等~」と叫びながら走った皆さんからの失笑を買う(笑)→結果は1着ではなかったらしい(苦笑)
  • 父に背負わされてバイクで走ったときのこと(多分今はそんなことをしてはイケナイはず)、普通の子は行きたい場所を指差しするもんだが、やまたか少年は肩を手で動かして伝えようとしていて父を困らせたらしい(笑)
  • 週末になると「どっか行って~(どこかに行きたいという意味)」って言っていたから付いたあだ名は「どっかマン」(笑)
  • 極め付けは迷子になったこと!俺自身覚えていないがどうやらパトカー騒ぎになったらしい。(後日母は私の死を覚悟していたらしい。)

 なかなかの武勇伝ぶりだが、ここで勘所のいいお方なら気付くはずだろう。

 「この人・・・ひょっとして◯◯◯◯じゃないの?」と。

 そう思われた方はビンゴ!、まさしくその通りです。
 つまり私こと山貴、は発達障害のグレーゾーン(大人の発達障害)と診断を受けたことがありました。

 今回からのシリーズは発達系のことについて。

とは言っても・・・

 私はこの場・このブログ上で発達障害のそのものについて話を展開するつもりはありません。あくまでこの場は「社会科」や「西蒲原(と日本海?)」について記したいだけ。もし今後の展開で必要があれば何かしらの明示をしていきますが、今のこの時間帯では発達障害ブログにするつもりはありません・・・し、私自身そんなにネタも豊富にありません。

 むしろここにたどり着いた人はそういう情報を多く持っている方なのではないでしょうか?・・・きっと、多分。

発達障害の当事者の苦悩

 さて、発達障害・・・と言う症状・症例は本来子供の頃に診断されるもの。その子の本来ある特性に対しての診断なんです。また発達障害自体も最近確立されつつある新しい概念や症状。

 従ってよく「大人の発達障害」と言う言葉を耳にしますが、この言葉は今の時間帯よりも前に生まれた人たちが時代に追いつかないで、「俺って発達障害?」と気づいた大人に対する暫定的な概念と私は認識しています。(認識の内容はここでは閲覧している個人に任せます。)
 と言うのも、大人の発達障害は子供の発達障害の症状に対しこれまで生きてきた&暮らしてきた経験が症状や症例をある程度蓋をかけるので、周りから気付かれない場合が多々あるかということで。

 それでもあくまで蓋をかけても匂いが充満するのと同じで、そう言う症状だから社会とは必ず合致できなかったり受け入れてもらえないのもまた事実。従って現在当事者としてそれに苦しんでいる方がいるという事実を知って欲しいのです。症状の可視化&数値化ができない・客観視できないために人に伝えても理解してもらえないのです。

 ましてや精神科や心療内科を受診する人の中に対して「頑張ればできる」とか「怠け癖がついているんじゃないの?」って思う人も存在する世の中でしょうから。
 (ただしこの言葉はあくまでも私個人が捉えた感想であり、人の特性全体を捉えたものではありません。)

私が今回この場で記したい事

 以上からここでは発達障害とはなんぞや?というものは紹介しません。各都道府県の発達障害支援センターや専門の先生に訪ねてください。そっちが早いです。あなたがもしインターネット等で検索できる環境があなたにあれば「発達障害」と検索してみてください。わんさかと出ます。
 (ただしその場合は間違った情報もある可能性がありますので情報の取捨は個人責任ということで)

大丈夫!未来は必ずやってきます。

 そんな困っている当事者(もしくは当事者候補)の皆様に私が提供できるのは私の思ったことを伝えるくらいなのかな?と思いました。私の体験談や私の目線からの認識から思う事を記すことにで「こう言う症例もあるんだな」と思っていただければこれ幸いかと。苦しんだ時期を。苦しんだ経験をシェアすると苦しみは半分に減るかもしれませんしね。

 そもそもWeb検索をしても「私はこうだった」と言う体験談はあまり見かけませんしね・・・いや、私が知らないだけで実際はあるかな?(笑)

 従ってライフハック術を話すつもりもありませんしそんなものは持ち合わせていません。逆にライフハック術を私に教えてください(笑)

 今、もしあなたが「当事者かも?」と苦しまれている方なら私はこう言葉をかけてあげたいと思っています。

 大丈夫!未来は必ずやってきます。

とは言ったものの(笑)

 先ほど「発達障害のグレーゾーン(大人の発達障害)」と記しましたが、私の認識からは私は発達障害ではないんですよ。

 ちょっと待て! って声がかかりそうです。なんつったってちゃぶ台返しですから(笑)

そこで発達凸凹と言うワード

 実はこの場でカミングアウトする前から一部の人にはカミングアウト済みですが、その時も一応「発達障害です」と言ってきました・・・が、発達障害と言う言葉を発下のは皆さんにわかってもらえるためにわざとこういう言い方をしたわけで。
 「ASD(自閉症スペクトラム)とADHD(注意欠陥多動症)併合型」ですって話すよりも「発達障害です」って話した方がわかってもらえそうですからね(笑)

 さてみなさんは「発達凸凹」という言葉をご存知でしょうか?この言葉を知っている方&調べている方ならもうお分かりでしょうが、発達凸凹は発達障害よりも知られていない言葉だと思います。

 発達凸凹とは、人間誰しも良いところ・悪いところ・強み・弱みを持っているものです。しかし何らかの機能低下により強みが凸となって現れたり弱みが凹となって顕著に現れる症状のことを通称で呼んでいます。

 「発達凸凹+適応障害→発達障害」

 以上から私は「発達凸凹者< ASD(自閉症スペクトラム)とADHD(注意欠陥多動症)併合型>」であって「発達障害者」ではないのです。でも私もいつ発達障害者にならないとも限らない予備軍であることに変わりはないのですが。

 (参考資料)
  後でまたこのことについて取り上げますがひとまずリンクを貼ります。
 発達凸凹活用マニュアル:ぴあさぽ

 では次からはどのようにして発達凸凹キャリアだと知り、その後どのようにして歩んでいったのか・・・という本題に入りたいと思います。

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