羽越新幹線と奥羽新幹線との比較

 奥羽新幹線については後で言及することになると思うが、推進している自治体から羽越新幹線は約3時間で奥羽新幹線は2時間30分で結ばれると謳っているが、果たしてそうなのだろうか?

 ということでこれらも検証してみた。

 前記で羽越新幹線は3時間5分と想定した。しかし上野・高崎・長岡に停車した。今回はそれらの条件を同じにして比較してみようと思う。

 そうしたら・・・走行距離は約7km羽越新幹線が長いものの、時間は2時間40分台という結果となった。仮に大曲駅通過したとしても4〜5分ほどの短縮効果しかないが、それで2時間30分”台”ということか、はたまた線内300km/h運転するものと仮定した場合のダイヤだろう。実際は停車駅の組み方次第の話であってダイヤ的には宣伝するほどの大きな差は生まれないことがわかった。

 そもそも超速達型の(仮称)はくちょうが運行できれば東京〜秋田間は2時間で結ばれるのだが・・・笑


おまけ 北陸・羽越新幹線も考えてみた

 275km/hの想定ダイヤを考えてみたところ3時間で到着と4時間の壁を見事に超えることができた。運行ダイヤ上新潟を分水嶺とするが、庄内まで4時間の壁をクリアすることができ、秋田まで4時間16分の想定ダイヤを組むことが出来る。しかし実際は営業使用車両の運用上無理な想定としているが、新潟駅もしくは長岡駅で乗り換えがスムースにできれば庄内地方の4時間の壁は難なくクリアできるだろう。

 なお、営業運転を300km/h運転にすると10分短縮することが出来る。こうなると新潟地方の人たちは大阪に行きやすくなるのではないか・・・と思われるが、新大阪延伸は早くて2046年度の完成。私は齢75を超えている。果たして私は生きているだろうか?

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