“語り部”屋、を正式なブログのタイトルにしました(一種の決意表明)

  • 2019/6/2
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 いくつか自己紹介も終ったところですが、流石に(仮称)はまずいかなー?と思っていました。ということで正式に決めた部屋のタイトルを”語り部”屋としました。

山貴、がこの場で記したいこと。

でこのページの大まかな方向性を取り敢えず決めましたが、もうひとつのキーワードとして「ストーリーテラー」という単語と出会いました。

ストーリーテラー(ストーリーテリング)とは?

ストーリーテリング

「ストーリーテリング」とは、伝えたい思いやコンセプトを、それを想起させる印象的な体験談やエピソードなどの“物語”を引用することによって、聞き手に強く印象付ける手法のことです。抽象的な単語や情報を羅列するよりも、相手の記憶に残りやすく、得られる理解や共感が深いことから、企業のリーダーが理念の浸透を図ったり、組織改革の求心力を高めたりする目的で活用するケースが増えています。

出展:「ストーリーテリング」とは? – 『日本の人事部』 (2010/12/20掲載)

 最近ビジネスのプレゼンテーションでよく使われる手法ですよね。かのスティーブ・ジョブスはこの手法に長けていたとか。

 しかし元々はビジネス用語でなかったようです。

語り手が物語を覚えて,聞き手に語ること.語りの技術は古代から囲炉裏端や焚き火を囲んで受け継がれてきたものであり,特に中世の琵琶法師や吟遊詩人は名高い.図書館では,公共図書館や学校図書館で子どもを対象に図書館員や教師が物語を語ることを指す.日本では,公共図書館で行われるお話し会の中で,読み聞かせや紙人形劇とともになされることが多い.いずれも子どもたちに読書に対する興味を持たせることを目的とする点では共通しているが,読み聞かせが本や絵本を書いてある通りに読んで聞かせるのに対し,ストーリーテリングは語り手が自分の言葉に直して語るところにその特徴がある.そのため,同じ物語でも語り手によって違った味わいを持たせることができ,また,聞き手の反応を見ながら語り口を変えていくことも可能である.したがって,専門的な訓練を必要とする場合もあり,東京子ども図書館などで講習会が開かれている.

出典:図書館情報学用語辞典 第4版 先ほどの引用含めコトバンクの当該記事より引用

 ふむ、読み聞かせ・語り部ですか。

 では「語り部」と「語り+部屋(当ホームページのこと)」をかけて語り部屋にしよう・・・ということでこのブログのタイトルにしました。結構悩んではいたのですが決めるときは思うよりも安直なものなのだということが改めてわかった次第(笑)

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「地理を教える者はストーリーテラーであるべし!」

 ところでこれをご覧のみなさま、村瀬哲史さんをご存知でしょうか?

村瀬哲史(ムラセアキフミ):ワタナベエンターテイメント
村瀬哲史の学歴やプロフィールのまとめ!出身高校や大学はどこだ?

 東進ハイスクール・学研プライムゼミで活躍した地理の予備校講師、全国的にはネプリーグ(CX系)の解説者として有名な先生です。

 私もネプリーグでこの人の存在を知ったわけだが、この人の解説を聞いたときに衝撃が生まれました。もっとも林先生同様に教え方に定評のある先生方・教え方のプロとしてはすごいと思いながらプロなので当然のこととしてこの項目自体は少し隣に置いといたとしても、語り口がソフトなので耳に入って来やすく・かつ段階的系統的丁寧さを持って教えられる人は右側に出る人はいないかと思います。

 私が尊敬に値する先生こそ村瀬先生。
 そんな村瀬先生を見ていたと同時に”とある”出会った本にこんなフレーズが目に入り脳に突き刺さったことがありました。そのフレーズは、

「地理を教える者はストーリーテラーであるべし!」

 これは、地理を教えるときに必要なことであると常日頃より思っていることです。地理は、様々な学問の知見を借りて、それを繋げて各地域を俯瞰していきます。いわゆる「景観」です。この景観をいかにして語るかを考えるのが。地理を教える際に重要な姿勢です。
 物語には起承転結があるように、地理を教える者はそれを面白く語れるストーリーテラーにならなければなりません。

今こそ学ぼう 地理の基本 | 山川出版社 より引用

 歴史に対し(ブラタモリ<NHK>によって注目されてきているがまだまだな感じがある)地理はまだまだなかなか取っつきづらい印象が残っている。
 でも歴史はある意味歴史小説や歴史ドラマやストーリーテラー的な手法で人気が出てきているので、地理に対してもまだまだ伸び代があると(個人的には)信じている。

ストーリーテラーへの決意と覚悟

 「山貴、がこの場で記したいこと。」含めて以上から私の進むべき道を決めた流れです。

 私自身小学生で自信をつけたにしろ知識的にはまだまだ底辺だと思ってます。大学受験を受ける人よりも知識はないと思っております。いっその事「ホラ吹き」のレッテルを貼られることを覚悟しました。しかしその奥底は「地理って楽しい」「地図って面白い」を伝えたくてしょうがない思いが今後の決意と覚悟に変わったんだと思います。時と場合によって誹謗中傷は受けるかもしれない。

 メインタイトルを”語り部”屋に、そしてサブにRoad to ” storyteller in NISHIKANBARA “、つまり西蒲原のストーリーテラーに向かうことは、上記からしても「決意と覚悟」なのです。ホラ吹きが楽しさを伝えられるよう努力します・・・出来なかったら出来なかったで「やっぱりホラ吹きだった」ということで、はい(笑)

 改めてこの場はそんな楽しさを伝えられたなら本望と思って創設しました。その思いが風化しないように努めていきたいと思っております。

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