山貴、的日本海観・雑感

そして本題へ

 先ほど述べたように時期尚早は否めないものの、ここで本題に入ることにした。

 ここから日本海国土軸の構築の提起を始めた!

 ここでようやく地図を取り出した。逆さ地図の手法である。

 そもそも歴史上において菱垣廻船や樽廻船はともかく、東廻り航路が廃れて西廻り航路を重用し始めたのはアメリカという存在がなく太平洋側は波が高かったからに他ならない。従って今やアメリカや太平洋側地域偏重でなく日本海側の原点回帰を話す上で逆さ地図という見方もあるということを記した。

 そこから起承転結の”転”を投げかけた。いきなりP2Pである。国土軸や地図とは無縁そうな言葉が出てきた。見ていただくと言いたいことが(なんとなく?)わかるとは思うが、まぁいきなり単語にするには突拍子のない言葉だったようにも思える。

 それを踏まえての国土軸形成のひとつの考え方を記した。

 私がこの場で言いたかったのは地図を回転すると見方が変わる「逆さ地図」という概念と、やはり地球儀には敵わないこと。地球儀を見ていると、高校の時に抱いていた「東京に負けてなるものか」という反東京一極集中の思いがほんとアホらしく思えるくらい日本はちっぽけな存在だということ。
 しかしそれと同時に「アホらしく思えた」のとは逆でやはり東京一極集中や太平洋側の国土軸造りからの転換期に来ているのも再認識できたとも言える。


妄想新幹線

 日本海国土軸の重要性は伝えていきたいが、頭を柔らかくする意味の例題として羽越新幹線のことについて記した。なお妄想鉄道の件については別記事で取り上げるためここでは割愛する。

 整備新幹線は政治的案件である。従って投稿に注意を要した。あくまで日本海国土軸の重要性を示す意味で記したつもりだ。

 羽越新幹線の富山(実質上越妙高)〜新潟(実質長岡)の路線案としてエントリーを記した。

 北越新幹線は「信越線高速化」と「羽越線高速化」の二面性を持っており、信越線高速化については五畿七道の北陸道にも通じる話として記した。従ってこの路線部は羽越新幹線という名称なれど北陸新幹線の延長上として解釈しているため、北陸新幹線同様フル規格が求められると個人的に思っている。新潟が東京偏重になるのか、東京が使えなくなった時に大阪が使えるのか・・・両方大切だよねという意味で提起したエントリーです。

 今回の記事はここまでにするが、羽越新幹線の新潟以北がもし考えが固まったら追記したい。

 ちなみに(2020.6.21の寄稿時点にて)草案・妄想案として「羽越線高速化」についてエントリーしたので追記しておく。

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